忘れられない1日

ハッキリ思い出せないですが、

4月か5月

カミさんと食材調達へ。

この時ハマっていた焼鳥を買って帰りました。

夜ボクの食事を作ろうとカミさんは台所へ。

 

部屋の戸は少し開いてたのでしょう。

少しして彼がグイグイと部屋へ入ったのがわかりました。カミさんの部屋にも彼の居場所があるのであまり意識はしませんでした。

が、気になったので覗くと部屋に置いてあった焼き鳥の入れ物をガサガサやっていたので、怒ると共に確保。カミさんに注意をし、用意された晩御飯を食べました。

しばらくしてカミさんが慌てて 焼き鳥が一本ないと。

 

衝撃でした。

彼はケロッとしてるように見えます。串を探し回りましたが見つかりません。

 

まさかな。いやまさかな。あんな長いの細かく砕かないと食べられないでしょう。細かく砕いてればウンチで出るんで大丈じゃないか。多分どっか転がってるんじゃないか。気のせいじゃないか。気のせいじゃ・・・

 

時刻は夜の11時

 

彼はケロッとしてるし、カミさんも静観中。

竹串食べるとどれくらいやばいかネット検索。食べてたらかなりヤバいらしい。爪楊枝でもすぐ病院行ってと書いてある。

いくつか夜間病院検索。どうする?

自問自答の繰り返し。5分くらいでしょうか。とりあえず病院に電話して聞いてみる事に。

 

確証がないので一度先生に見てもらってから。場合によって費用は幾ら幾らかかりますと。どうしますか?

 

状況によるが5-15万程。

 

高いなぁ。これで問題なかったら痛いなぁ。と心の声。行きます。と口から出る。タクシーを呼ぶ。カミさんが部屋から出て来た。病院行くぞ。と。

 

急いで支度する。クレートに彼を入れる。寒かったから4月かも。タクシーに乗ってる間ずーっと吠えてました。

量りやミキサー購入

ドライフードを食べると、量がわかりにくいので ダメだと思い はかり を買いました。フードの量はわかるのですが、ウェットに比べると水分が足りないので、色々混乱しました。また人間側のよくないところで、面倒くさい時はなーなーになってました。どっちがどれだけ頑張ってるとか夫婦喧嘩もしてましたね。彼には申し訳ないですが。

最終的にはドライをミキサーにかけ水と混ぜる。に落ち着きました。特にコロナでウェット療養食が手に入らなくなりましたが、これでしのぎました。20mlの注射器で1回3-4本。

自力での食事は予測不能なため、強制給仕は増えましたね。4月か5月か忘れましたが、この頃には大分諦めがついたようで、大人しく食べてました。

ドライフード

カリカリするのをやめた頃から、食べさせられるより自分で食べる方がいいに決まってると思い、ドライフードや茹でた肉:野菜などを皿に入れて置いてました。臭いはしてもなかなか食べませんでしたが。

あるとき気づきました。心臓病で失神して意識が戻るとガツガツ食べることに。

理由は分かりませんが、気づいてからは食べた日には強制給仕は半分にしました。

それからは積極的にあれやこれやとしかけました。食べてもらえるように。

病院でいろんなフードのサンプルをもらって来ました。どれが好みか全種類少しづつ並べて様子を見てみるよう言われました。でも全部食べちゃいましたね。汗💦。

それでもすぐ食べてくれなくなるので、少しでも食べてくれると馬鹿みたいに喜んで褒めまくってました。

今思えばこの辺から1日の摂取量がアバウトになって行った気がします。

思い出づくり

1日の流れも決まり、継続することで見た目の体調は安定して来ました。それでもBUN80位。140越えてた初期に比べれば良いですが、まだまだ高いです。


毎日戦争ですが、昔通り2.5kmの散歩には驚きました。こっちが心配になって「もうこの辺で帰ろう」と。「もっと行く」って言ってましたが。

それに家族3人で少し遠くの公園へお弁当持って行ったりしました。すれ違う人に撫でてもらいつつ、腎臓と心臓でステージ4でというとビックリされてましたが・・・。汗


うちの犬は、トイレは外でしかしないので、トイレを兼ねつつ少しの散歩を1日4回。


おしっこは相変わらず透明で。まったく臭いません。腎臓の事実を突きつけられ悲しくなります。

結局 強制給仕等は良かったと思ってます。思い出を増やせました。


この頃にステージ3の診断をもらいました。

先生も驚いてました。


春も近づき、大変なんですが前向きだった気がします。

カリカリするのを止める

心臓はもういい。戻って来てくれると信じてます。そして腎臓食とサプリメント。甘酒。


逃げる犬を追いかけて、ひきずりだして、規則通りに進めていくことに段々と自身が疑問を持つようになりました。


ただそれはやめたいという訳ではなく。スケジュールはもう少し犬の気分優先でもいいじゃないかと。1日の帳尻さえあえば。


カミさんと相談し、泣くまで待とう作戦を進めることにしました。


結構うまくいきましたよ。


逃げる犬を追うのを止めると、少しすると向こうから戻って来て、アレ?という感じで。そのタイミングで、いらっしゃーい。と。


腎臓は、いろいろ書かれている通り

食べ物、飲み物に興味はあっても、これ違うとなり受け付けてもらえません。今日は良くても明日はわかりません。本当に気まぐれになります。


それでも食べて体重を維持しないといけないので大変です。1日で摂取すべき量も意外と多く感じます。うちは5.5kgでカナンウェット1缶と水300-400を最低ラインとしてました。


それでもできない日。自分たちのガッツが足りない時もありました。スマン。


このブログ

このブログは、

腎臓病の判定から、自身でいろんなブログや動画を参考にさせてもらいました。

その中で、これはどうなんだろうとか、もう少しこの辺知りたいなとか。歯がゆい思いをしたことも事実です。そういう意味でネットに散見しているケースが増えればいいなという思いから書くことにしましたが、書いていると小説?日記のようになっていきこんな形に・・・・・・・。当初の思いから大分ずれましたが、ま、いいか。と。諦めました。

洞不全のはなし

生活の流れができてきて、点滴地獄からも脱出出来て、なんとか、1kmほどの散歩ができるように。

 

日常が戻ってきました。

 

ただ、それでも犬に対面したり、坂を上ったりすると突然パタと倒れます。改めて病院に相談に行くと、神経=脳?や心臓の検査もしてみましょうか。との提案。設備の関係もあるので、高度医療センターを紹介してもらいました。

 

日を改めて高度医療センターへ。

 

腎臓をやっているので麻酔は使えません。まずは触診や謎の検査で、脳に異常はありませんでした。そして日を改めて心臓の検査。倒れるということは心臓が止まっているかも。ということでホルター心電図を3日つけることに。

 

はい、ちゃんと記録されてました。心臓が止まっていました。

 

心臓のスキャンや今回の事実などから「洞不全症候群」判定されました。

 

腎不全と洞不全。もうなんでもアリな気がしてきました。対策としては、ペースメーカの埋め込みしかないと。でも腎臓もあるので手術は厳しい。何を優先しますか?と。もちろん手術台100万円もですね。

 

結論として心臓は受け入れることにしました。

腎臓頑張れば、心臓も負担が減るかも的な。

 

それより、犬の胸を開いての手術のイメージが頭の中で広がって、もうそんな負担かけたくないという気持ちが大きかったです。

 

なんでこう一筋縄でいかなかな~?と。

 

犬をかごに入れて、かみさんと自転車こぎながら思いました。

3月の頭の事です。

 

安楽死も視野に入れていた時から2ヶ月経過。