タクシーでお寺に着くと、写真を一枚下さいと言われそれが遺影になりました。
めちゃくちゃカワイイお気に入りの写真。
その後ご対面です。ウチらの即席ダンボールなどは何処へやら、体を拭いてくれて、鼻に綿も。そして華やかに飾ってくれてました。カミさんと泣きながら呼びかけました。ありがとうの言葉と共に。
お坊さんがお経をあげてくれて焼き場へ。
一番辛かったのは、炉の扉が閉まる時でした。
コレで本当に最後なんだと。カミさんと二人ぐしょぐしょです
焼き終わるまで別室で待ちます。カミさんと何話したかは覚えてません。
案内があり焼き場に向かいます。
向かいながら少しずつ自分が落ち着いてくるのが分かりました。この時思ったのですが、こう言う儀式や行事は起こった事を受け止めて受け入れられるように出来てるのかもと。
炉の扉が開くのを待つ間、ああ死んだんだなと。入れた時と同じ体制で骨となって出てきたのを見た時に本当に死んだんだと思いました。
骨の説明を一通り聞いた後骨を拾うのですが、頭を撫でてあげました。足の指が小いちゃくって凄く可愛いのでもらって帰りました。後は喉仏。
そして遺骨を持って共同墓地へ。
帰りはなんか晴れやかな気分でした。お葬式を出来て本当に良かったと思いました。
ご苦労様でした。そしてありがとう。
またね。